エンジニアアルバイトのススメ
この記事は CPS Lab Advent Calendar 2019 の記事です
前回の記事は 生活の全てをトラッキングする計画v0.1
修士2年をやっているまっきーです。
今まで色々な場所で計3.5年くらいWeb系のエンジニアアルバイトしてきた僕が、エンジニアアルバイトはめっちゃ良いよという話をしていく。
まず、なんでお前はエンジニアアルバイトしてんの
僕はプログラミングが好きで中学のときにC言語独学してボンバーマンっぽいのゲーム作ったりしてた。 高校も工学チックなところに入り、大学も情報学科。
技術好きな僕がエンジニアアルバイトする理由は、普通に面白いから、スキルが身につくから。そんなプラスなことばかりなのにお金を貰えるから。さいこー。
(居酒屋のバイトリーダーやってコミュ力が神になる人生もやってみたかったけど)
仕事コードと趣味コード
皆さん、趣味コード書いてますか。書いてますね。 自分しか開発に関わらないから自由にプログラミングできて楽しいよね。ハイ、僕もそう思う。 だけど、どうしても自分だけで書いてるとアドバイスをもらいにくく、車輪の再発明とかしがち。 あと業務経験が少ないとそもそも自分の書いたコードの設計がめちゃくちゃで、2週間も立つと何が書いてあるか自分でもわからないクソコードがたまる。僕も最初はそうだった。
あと、テストコードとかも初めから趣味コードで書いてる人は少ないと思う。これも仕事コードでテストの重要性を知らないとなかなか自分の趣味コードでテストを書こうとは思わない。仕事コードには保守性の高い開発をするための学びがたくさんある。 最近になって自分も趣味コードで積極的にユニットテストを書くようになって、テストが通るように実装をするということが多くなった。テストコードの書き方とかお作法は知見のある人からレビューを受けないとなかなか身につかないことのひとつだと思う。
情報工学って、工学なんだよね。応用をする分野。つまり常識がどんどん変わる。変わっていく常識に追いつくためには実際に動いてるシステムを見るのが一番良いのでエンジニアアルバイトはまさにそれが叶う。つまりエンジニアアルバイトは情報工学の深い理解の手助けにもなると思う。
趣味コードと仕事コードのメリットをまとると
趣味コードのメリット
- 好きなものが作れる
- 好きな技術で作れる
- 好きなコード設計で作れる
- つまり楽しい
仕事コードのメリット
- レビューがもらえる、相談ができる
- エンジニアの常識が学べる
- コード設計
- モダンな構成技術
- GitHubやCIなどの周辺ツール
- つまり知見が高い
つまり、趣味コードばかり書いていても、良いコードを書く能力は上がりにくい。 仕事コードを書くことで知見をたくさん得ることができる。
自分は趣味で良いコードを書くために仕事で練習してるような感覚になっている。
特にエンジニアアルアイト歴1,2年の頃は仕事で得る知見は絶大で、今まで知らなかったことや、エンジニア界隈での常識を叩き込むことができた。 3.5年もエンジニアアルバイトやってると、新鮮味とか新たな知見とかは出にくくなるけど、それでもまだまだ教わることは多い。
僕が一番言いたいのは、趣味で作りたいものが無限にあってコーディング環境に困っていないという人も、半年くらいためしにエンジニアアルバイトしてみるのが良い ということ。そしたら、今まで自分が常識と外れた設計をしていたり、常識的な便利ツールや環境が活用できていなかったことに気づく可能性が高いと思う。
エンジニアアルバイト経験は就活で有利?
エンジニアアルバイトしていると就活のときに便利という話は本当にそうだと思う。 アルバイト経験自体がプラス評価に働くというのもあるかもしれないが、それよりも、業務で得たエンジニアとしての技術力や、話す力がついているので面接でもそれが発揮できるという点が大きいと思っている。
また、就活のときにやりたいことが決まっていないと、方針を決めれずに困ると思うので、その意味でも早めにバイトで自分が何をやりたいかを見つけると楽。
まとめ
エンジニアアルバイトの利点
- 世の中のエンジニアとしての常識が身につき、スキルがつく
- 初め1,2年が特にその効果が高い
- 就活にも役立つ
- 居酒屋のバイトリーダーも魅力的
やったことない人はエンジニアアルバイトしよう。合わなかったら辞めよう。たかがバイトなのだから。